維新に票を入れてはいけない理由~仁徳天皇陵の上に気球を飛ばして、中国の観光客を乗せようとしている! [時事ボヤき]



19:30あたりから、「最後にひとつ」と、青山繁晴議員の訴えです。

毎晩、国民が寝静まった深夜に、「皆が幸せでありますよう」と祈る人がいる。
盆も正月も関係なく、毎夜、毎夜、祈りを捧げる。その人は誰か。
日本の天皇陛下です。
その祈りは2千年を超える古代から、現在までずっと続いています。

現在の大阪と呼ばれる地域は、古代に天皇陛下が住み、天皇陛下の指導の下で街作りが行われた場所です。大阪には「仁徳」と諡(おくりな)を送られた天皇陛下がいらっしゃいました。
大阪府堺市には仁徳天皇陵、今の教科書には大山古墳と紹介されている、仁徳天皇のお墓があります。

仁徳天皇は、民と協力して、氾濫を繰り返す川を整備して堤防を作り、耕作地を整備し、民の暮らしが豊かになるように尽力されました

しかし、ある時、夕食の時間になっても、民集の家から夕食を作るための火を焚く煙がないのを仁徳天皇はご覧になりました。
「民は夕食を食べられないくらいに苦しんでいる」と理解した仁徳天皇は、何をなさったか。

税を取るのを止めてしまいました。
困っている民から税は取れない、というのです。
税を取らないまま3年、5年と経ち、天皇陛下のお住まいに雨漏りがするようになっても、「まだ十分に民は豊かになっていない」と税を取るのを再開されませんでした。
当時の皇后陛下が、さすがに「もう税を取ってもよろしいのではないですか」とおっしゃった。
しかし仁徳天皇は「民の幸せこそ、わたしの幸せなのだ」と税を取るのを再開されませんでした。
やがて、夕食時にすべての民の家から火を焚く煙が上がる様子を確認してから、やっと税を取るのを再開されました。

天皇陛下のお住まいが雨漏りし、壁が壊れ、着物も破れているということを知った民集は、「雨漏りを直させてくれ!」「壁の修理なら任せろ!」「この着物をお使いください!」と陛下の下へ集まったそうです。

そのような天皇陛下だから、「仁徳」という諡(おくりな)が送られました。
「仁」は、おもいやり・いつくしみ。「徳」は身にそなわった品性、人として手本にすべき行い、です。

そんな仁徳天皇のお墓の上に、あろうことか気球を飛ばして中国から観光客を呼ぼうとする人たちがいます。
維新の会です。

天皇陛下のお墓を気球から見下ろす、という発想自体が、礼儀も思いやりもありません。
それを中国人にさせてお金を取ろう、という発想も拝金主義的です。
仁徳天皇のお墓(仁徳天皇陵)の周囲には普通の民家がたくさんあるのに、そこに気球が落ちたらどうするのか、中国人が気球からガムを捨てたらどう責任を取るのか、その程度の想像力もありません。

維新の会がやろうとしていることは、
まるで自国の大切なヒーローを中国の皇帝に差し出す、裏切り者の所業です。

この1点だけで、
維新に票を入れてはいけない!

大阪府の善良な国民の皆様、私たちが本当に護らなければならないのは何か、よくお考えください。

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