良いリーダーと悪いリーダーの特徴【管理職へのアピール編】

前回の『良いリーダーと悪いリーダー【行動編】』で触れました、

人手の足りない部分をリーダー自身でカバーしようとするため、
口を動かす余裕などなく、傍から見れば黙々と仕事をしている様に見える

という部分をもう少し掘り下げて、
リーダーのそのまた上の役職に対するアピールに焦点を当ててみたいと思います。


<良いリーダーは自分のアピールより仕事を優先する>

上で触れたように、
良いリーダーは、例えば人手の足りない部分を自分でカバーしようとするため、
口を動かす余裕などありません。
率先垂範型のリーダーの典型とも言えます。

ただし、それが時に弱点となることがあります。
というのも、

良いリーダーは自らの仕事の成果を自慢することもなく、
部下の成果は部下の成果として上司に報告します。
チームが大変な状況であればあるほど、自ら率先垂範して働くため、
どうしても上司とのコミュニケーションが不足しがちです。

(口を動かすよりも体を動かしますから。)

逆に上司の側が現場を把握していない場合は、
良いリーダーは自らの保身を考えずに上司に改善を意見します。
そうなると、下手をすると管理側からすれば、
普段は何をしているのかあまり報告がなく、
現場が大変になると文句を言ってくる人
」という風に見えるかもしれません。


<悪いリーダーは仕事より自分のアピールを優先する>

悪いリーダーは、自らが作り上げた現場の問題点や
問題のある
(とレッテルを貼った)スタッフの相談を管理側と頻繁にするため、
管理側からすれば「よく相談してくれる人」と、
いい印象を持たれる事も多くあります。


現場の問題や問題のあるスタッフの相談をされた時は、
管理側はそのリーダー自身がその間題にどのように対処したのか、
どのように部下を指導したのか、その部下にどのようになってほしいのか、
そのためにはどんな方法があるのか、など、
具体的に質問して聞き出すようにしましょう。

一般論や抽象的な事しか言えない場合は、
「自分は大変だ」とアピールしているだけである可能性が高いです。


【部下への注意編】で、悪いリーダーはイエスマンを揃えたり、
気に入らないスタッフを追い出す同調圧力を求めると記しましたが、
それらは閉鎖的な空間で行われるため、
会社の管理側からはその姿が確認しにくいのも特徴です。


逆に、悪いリーダーのそのような行動は、
“管理側からは分からないだろう”ということも見越しての事だといえます。


<良いリーダーを誤解しないために>

管理側は、あまり報告をしてこない人こそ、
普段から積極的に話を聞きに行くことで、
良いリーダーである人を誤解しないようにすることができるでしょう。


また、悪いリーダーは良いリーダーを貶めようと、
ありとあらゆる手段で、管理側に告げ口をしてきます。


どんなに信用しているリーダーであっても、
告げ口、悪口、陰口、ただの批判は、必ずその裏付けを取らないといけません。



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