日本国民の上に落とされた49発の「模擬原爆」~神戸税関 [番組紹介]

良心派報道番組、関西テレビのスーパーニュースアンカー。

そこでとても良い特集がされていたのでご紹介<(_ _)>


【49発の「模擬原爆」】

大東亜戦争(第二次世界大戦)中、
アメリカ軍は原子爆弾を落とす前に、
原爆と同じ形、同じ重さの「模擬原爆」を作り、
それを日本の町、日本人の上に落としていました。

模擬原爆

模擬原爆が落とされたのは、日本全国で49カ所。
死亡者は400人以上、負傷者は1200人以上。

模擬原爆被弾地図

模擬原爆が落とされた後の写真
(大阪市東住吉田辺)
模擬原爆被弾東住吉田辺
この爆撃で7人が死亡、73人が重軽傷。

アメリカ軍は、
実際の原爆に似せた模擬原爆を使り、
どのように落ちていくのか、
パイロットはどのように爆風を回避すればいいのか、ということを、
日本人の上に爆弾を落として実験をしていました。

東住吉田辺には、
今もひっそりと慰霊碑があります。
広島、長崎の被爆者からの働きかけもあって、
毎年、慰霊祭を行っているそうです。


【「ゼロになるまで返していく」神戸税関】

神戸税関1

神戸税関では、戦後引き揚げ者から預かった
通貨や軍票、銀行券などを保管しています。

終戦当時、海外から日本に引き揚げてきた人が、
日本国内に持ち込めるお金の額には制限がありました。
(大量に国内に通貨が持ち込まれるとインフレになるため)

引き揚げ者の持ち込み1000円

戦後は占領軍が税関も管理下に置いていたので、
預かった紙幣などが返還できるようになったのは、
終戦から8年後。(日本が独立を回復した後)

返還は終戦から8年後

その8年の間に、持ち主の居場所が分からなくなり、
約1万4000人分が返せないままに。

持ち主の所在地が分からなくなる

神戸税関では、預かった紙幣が痛まないように、
終戦の日(敗戦の日)近くに
紙幣を丁寧に虫干ししています。

終戦の日近くにお金が痛まないよう虫干し

(神戸税関)
「大変な思いをされて引き上げてこられた方の、
 思い出の品にもなりますし」
「最終的にはゼロになるまでお返ししていく。」

引き揚げ者の思い出の品
ゼロになるまで返していく
返還に関する問い合わせ

(紹介は以上)


神戸税関・・泣かせるじゃないですか(;。;)
まるで誠実を絵に描いたような、まさに日本人の鑑(かがみ)です!

すばらしい・・・
「お役所仕事」なんて言われてバカにされがちな公的な機関の中にも、
ちゃんと良心的で誠実な人が、世代を越えて存在している。

これは日本人が誇りに思うべきことですよね。

自分も、その様にありたいと思います。


↓お手数でなければ。


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